美肌成分について

ヒアルロン酸 プラセンタ コラーゲン EGF
フラーレン ビタミンC誘導体 セラミド  

ヒアルロン酸

■ヒアルロン酸とは
たった1gのヒアルロン酸で6000倍にもあたる6Lの水を閉じ込めることができるヒアルロン酸。真皮の中で水分を閉じ込め、水分たっぷりのもちもちとした肌を作ってくれます。ヒアルロン酸の分子構造はアミノ酸の基本構造と同じで、アミノ酸同様に分子量が大きい糖類です。 分子量が大きいと体内に残りやすいのですが、肌の表面からだと吸収されにくくなります。 化粧品のような肌の表面からヒアルロン酸を吸収させるよりも、美容整形のように直接体内にヒアルロン酸を注射・注入する方が効果があるというのはそのためです。

■ヒアルロン酸の効果
ヒアルロン酸が美容の世界において注目を集めるようになったのはその優れた保水力から。シミやシワ、たるみといった肌トラブルの原因となるのが肌の水分不足。加齢や乱れた生活環境によって低下した肌の水分維持能力を改善させるだけでなく、もともと水分不足気味の乾燥肌・敏感肌の人にとっては肌質改善にも役立ちます。ニキビ治療にも活用されており、美容を越え、広く皮膚の健康維持にも効果があります。
効果は皮膚に留まりません。たとえば血行不良の改善、細胞の修復、老化の予防など、美容に直接・間接的な影響をもたらす体内の異常を改善させる効果も持っています。

プラセンタ

■プラセンタとは
プラセンタは英語で胎盤という意味です。 しかし健康食品や化粧品で「プラセンタ」と呼んでいるのは胎盤そのものではなく、胎盤から細胞分裂を促進する成長因子(グロースファクタ)や他の栄養素を抽出したものことです。

■プラセンタの効果
プラセンタは細胞の活性化、活性酸素除去作用(活性化酸素は、過酸化脂質を生成させる老化因子のひとつです。プラセンタは活性化酸素を抑制することがわかっています)、血流、ホルモンバランスなどの改善等の総合的な効果によって、肌をきれいにしたり、体の調子を整えたり、やる気が出てきたりと、生命活動のレベルをアップさせ、活き活きとした生活へと導くことにつながるわけです。

・美肌効果
 プラセンタは線維芽細胞を活性化→たるみやシワを改善s
 プラセンタは血行を促進→新陳代謝促進で肌の若返り促進
・ホルモンバランスを整える
 ※ 医療ではプラセンタによる更年期障害治療が保険適用
・代謝機能を促進する→体力アップ・疲労改善・痩身
・自律神経を整える→不安感などを抑え鬱症状を緩和
 プラセンタはストレス耐性を向上させる→メンタルヘルスに良い

コラーゲン

■コラーゲンと美肌の関係
コラーゲンはアミノ酸を原料として体内で生産されますが、その能力は年齢と共に衰え、40歳では20歳の半分程度にまでなると言われています。
コラーゲンは真皮で網目状の繊維の層を作っています。そのコラーゲンネットが表皮を支える柱なのです。しっかりとした柱に支えられた表皮は、張りや弾力のあるプリプリ肌。 逆に、栄養不足や老化でコラーゲンが上手に作れなくなると、柱が折れやすくなったり、折れても上手に修復できなくなってしまうのです。そして、それがシワの原因だったのです。
歳をとると体内のコラーゲンは不足し、肌のコラーゲン量も少なくなります。 すると細胞間の結合が緩み、結果的に肌にたるみやしわができるようになり、潤いも失われます。 つまり加齢によるコラーゲン不足は美肌の大敵、ということになります。

■コラーゲンの効果
コラーゲンサプリや美容液などは、新しいコラーゲンの柱を作る材料。紫外線のダメージや老化で壊れたコラーゲンネット(真皮の弾力の素)を復活させて、プリプリ肌を作ってくれる美肌サプリなのです。コラーゲンは皮膚の若返り、ハリのアップや肌の保湿性が高まる、関節の痛みを改善するなどの美容効果があります。

EGF

■EGFとは
EGFは、人間がもともと持っているタンパク質で、肌を整える役割を担っている成分です。 このため、肌の表面(角質層)には、EGFを受け取る為の受容体が備わっています。

■EGFの効果とは
「人間が本来持っている肌細胞の再生能力を引き上げる」というものがEGFの単体としての効果になります。 具体的には、肌細胞を活性化させて、年齢と共に周期が遅れる“ターンオーバー”を通常の周期に導くという効果ですね。 ターンオーバーが正常な状態に戻ることにより、それ以上の老化を防いだり、若い頃のみずみずしい肌を取り戻せるというのがEGFの単体としての効果となります。

■ターンオーバーが正常になる事で肌が蘇る!
ターンオーバーされるという事は、肌の再生の周期を整えるという事… ターンオーバーが正常に戻るから、それにより、「シミ・そばかすなどの色素沈着」も解消される。
ターンオーバーが正常に戻るから、「シワ・たるみ」も解消される。
ターンオーバーが正常に戻るから、「にきび・肌荒れ」も解消されるという考え方です。
ターンオーバーは年齢や環境などの様々な事で乱れる場合があります。
肌ががさつく、荒れだしたらターンオーバーが乱れてるかも?

フラーレン

■フラーレンとは
フラーレンとは、炭素原子が多数つながり、サッカーボールのように結合した分子のこと。 フラーレンは活性酵素を吸収するちからが強烈にある。

■フラーレンの効果とは
活性酵素を吸収することで、肌や肌内部が酸化することを防ぐことができ、結果として肌の老化を防ぐことができる。紫外線などによりできるメラニンの生成を、抗酸化作用によって食い止める働きがあり、美白効果が期待できる。しみやくすみ、そばかす、ニキビ跡の色素沈着をケアする他にシワの改善に効果的。

ビタミンC誘導体

■ビタミンC誘導体とは
ビタミンC(L-アスコルビル酸)は、強力な抗酸化作用があるのですが、肌に吸収されにくいんです。これを、浸透しやすい形に改良したものが、ビタミンC誘導体です。 角質層への透過を良くし、肌に吸収されてから、メラニン色素に近い距離で酵素反応によってビタミンCに変化します。 しかも、長時間活性を持続する性質があります。

■ビタミンC誘導体の効果
ビタミンC誘導体には、若干ではありますが皮脂を押さえる効果があり、ニキビ予防に役立ちます。また、ニキビ跡の赤みを薄くする作用も期待できます。 メラニンの生成をおさえながら、新陳代謝をアップしてメラニンの排出を助け、色素沈着の改善を促します。 美白効果はもちろん、長期間使用することによるしわやハリの改善などのアンチエイジング効果も期待されます。 コラーゲンの生成を促進する効果もビタミンCの特徴です。 シワやハリの改善も期待されます。

セラミド

■セラミドとは
セラミドとは、角質層にある肌の潤いを守る成分です。 セラミドが足りなくなると肌の水分が蒸発してしまい、乾燥やカサつきの原因となります。セラミド以外のその他の主要保湿成分を安定させる働きもあり、保湿を考えるなら必ず補給してあげたい成分です。

■セラミドの効果
肌の潤いを守っているのは、肌表面の『皮脂』とその下の『角質』です。 セラミドは角質と角質の間にある脂質であり、角質間をセラミドが埋め尽くすことで水分の蒸発を防ぐバリア状になっています。 セラミドと結合した水分は冬の乾燥した季節でも蒸発せずにうるおいのある肌をキープしてくれます。基本的に健康な肌を保っていると乾燥はしにくいのです。

inserted by FC2 system